胸の垂れは「揺れ」が大敵
加齢とともに、胸の垂れを気にする女性は多いものです。
「歳だから…」「重力に忠実だから…」とあきらめてしまいたくなりますが、
実は胸の垂れる原因は、皮膚が伸びることだけではなく、「ゆれ」によるところも
大きいとされています。
ジャストフィットの下着を正しくつけて、バストをきれいに固定することは垂れ
防止が、非常に大切です。
■バストを支えるクーパー靭帯とは?
年齢とともにバストが下がってくるのは、バストの皮膚や、胸を吊り上げている
「クーパー靭帯」が伸びるのが1つの原因です。
胸の大きい人ほど、重力の影響で下に伸びやすくなるでしょう。
これはある程度は自然現象として仕方ないものの、ノーブラのまま生活したり、
胸を揺らすような運動を続けることで、ますますクーパー靭帯をゆるめ、下垂に
つながることが分かっています。
ランニング時のバストの揺れをみると、上下に揺れているというよりは、上に振り上げ
られた胸が、反動で下に叩きつけられるような動きをしています。
この繰り返しによって、クーパー靭帯がますます傷み、バストの垂れを加速させる
ようです。
■胸が揺れない下着をつけよう
クーパー靭帯は、筋肉ではないため、トレーニングできたえることはできません。
つまり、一度伸びきってしまうと、元には戻せないのです。
加齢によるある程度の伸びは仕方ないにせよ、必要以上に傷めないよう、日ごろから
胸の揺れに気をつける必要があります。
そのためにも、体にフィットするブラジャーを選び、胸を固定することが第一です。
運動時には特に、スポーツ専用のブラジャーをつけるなどして、胸がむやみに揺れない
よう、しっかり支えましょう。
購入する際は、かならず試着することもぜひ習慣にしたいところです。