女性のバストにはさまざまな形が存在します。
理想としては、お椀のように丸みがあって、トップが上を向いている形が美しいと
されていますが、生まれつきの形もあります。
特に日本女性の胸は、欧米女性と比べて前方に出にくく、横に流れやすい傾向が
ありますので、下着で谷間を作りましょう。
■バストの形状と種類
代表的なバストの形は以下の通りです。
それぞれに気をつけるべきケアや、選ぶべき下着が異なります。
◆皿型バスト
いわゆる「貧乳」タイプです。
トップとアンダーにほとんど差がないだけに、お皿と表現されています。
さらに小さいものを「扁平型バスト」といいます。
ただし、昔ながらの和服を着る際には、この形がもっとも理想的といわれます。
下着は4分の3カップのものを選び、サイドからしっかり盛り上げるのが
おすすめです。
◆半球型バスト
別名「お椀型」で、もっとも理想とされる形です。
全体的に丸くふくらんだきれいな形をしています。
◆三角型バスト
横から見ると三角形をしているタイプです。
いわゆる「鳩胸」に多く、バストトップの高さがそれほどないためやや未発達な
印象を与えるでしょう。
下着はワンサイズ上のものを選び、トップを高くすることでバランスの良い形に
近づけることができます。
◆円錐型バスト
バストトップが尖った、ロケット型バストです。
欧米の女性に多く、セクシーでバランスのとれた形ではありますが、お椀型と
比べると形状的に垂れやすい難点があります。
筋肉をきたえるなどして、しっかりケアをおこないましょう。
◆釣鐘型バスト
トップとアンダーの差が大きく、少し垂れ下がった形です。
加齢とともにハリが失われると、さらに垂れやすくなってしまいます。
ワイヤー入りのブラジャーで、しっかり支えましょう。
◆下垂型バスト
おもに加齢によってすっかり下向きに垂れてしまったバスト。
まさに「たらちね」です。
このタイプも、ワイヤーの入った下着でしっかり支えることが大切です。
・バストの位置にも注目
バストの位置によっても、バストの印象が違って見えます。
バストの位置には、以下のようなものがあります。
・鎖骨から乳首が遠い、あるいは近い
・乳房が中心に寄っている、あるいは中心から離れている
・乳頭が中心を向いている、あるいは外側を向いている
これらのバストの位置と形状を合わせたものが、バストの印象を決定します。
場合によっては、バストサイズより位置や形状が問題という場合もあるようです